さて、いよいよ「素晴らしきハイハイの時代」を迎えます。
身体的発達からみれば、何も動かすことができない状態から、首がすわり、寝返りを打ち、
自分の興味のあるものを見つけ、それを手にしようと、「ハイハイ」を始めたということになります。
この赤ちゃんは、オモチャを見つけ、それを手にするため、「ハイハイ」をしようと手を伸ばし、足を延ばしています。
こうして、手や足を前後左右に動かし自分の好きな場所に移動できるようになっていきます。
同じ頃に、お座りがしっかり出来るようになり、じっと座る事と移動する事が出来、自分の世界がどんどん拡がっていきます。
このときにしっかり「ハイハイ」をしていないと、立って歩き出したときに、よく転んだり、転んだときに受け身ができなく(手を前に出せなく)
顔を打つというような事が見受けられますので、この時期はしっかり「ハイハイ」をしてもらってください!
余談ですが、保育所では、0歳児の部屋のことを「ほふく室」といいますが、この「ほふく」という言葉が「ハイハイ」なのです。
「ハイハイ」をする部屋が、保育所における0歳児室なのです。