園長ちゃんと話そう!

対談― あかつき保育園 山中園長 / 株式会社アスタリズム 代表取締役 仲村 尚史

アスタリズム 仲村 (以下 -)
かれこれ、5年ほどあかつき保育園さんのホームページ制作をやらせていただいていますが、毎回ここに来る度にこどもたちが元気でのびのびと遊んでいるんですよね。
他の保育園さんに行ってもここまでのびのびとしているところ見たことが無いんですが、どうして、あかつき保育園のこどもたちはこんなに元気なんでしょう?

山中園長
本来、こどもたちはのびのびとして元気なものだと思っています。
また、この園では、「こどもたちが安心して過ごせる」ことを保育の基本方針としているため、こどもの行動を規制したり禁止することが少ないと思っています。
また、一人一人の個性や自主性を大切にし、「させる」とか「教える」ということより「世話をする」とか「一緒にする」といった事が多いのも特徴です。
以上のような保育者の姿勢により、こどもたちがのびのびと元気なんだと思います。


なるほど。
うちもそうなんですが、最近の家庭は子供一人で兄弟がいない家庭が多くなってきていると思います。その為「世話をする」とか「一緒にする」という機会が少なくなっている気がしますね。
あかつき保育園では最近、「縦割り保育」というものをはじめましたよね?
あれ、すごくいいと思うんですよ。
人や、動物などに思いやりをもって接することができるようになるというのは、一人だけで育つ環境ではなかなか育たないものだと思うんです。

そうそう、「こどもたちが安心して過ごせる」という保育の基本方針ですが、久々にお邪魔したら、セキュリティ対策がしっかり行われていますね。防犯カメラや防犯対策が強化されていると感じたのですがやはり、安心してこどもが暮らせる場所が減ってきているということなんでしょうか?

山中園長
安心して過ごせる場所が減ってきた背景には、こどもを見守る大人が少なくなったことだ思います。
本来、こどもは誰かに見守れられていてはじめて安心して過ごせると私は思っています。
最近では核家族化が進み、親だけしかこどもを見守れなくなってきました。
こどもを見守ってあげる環境が減ってきたことがこどもが安心して過ごせなくなっていると思います。


私は東京の下町育ちなんですが、道端で友達と遊んでるときでも近所のおばちゃん達が誰かしらそばにいてくれたし、悪いことすれば「コラーッ」って怒られましたよ(笑)
でも、そばにいて見守ってくれている安心感があったからのんびり遊んでいられたんだとつくづく思います。
最近、そういう光景って見なくなりましたよね。

山中園長
そうね。なんでも昔がよかったと言うわけではありませんが、今はプライバシーを大切にしてきた社会だから、地域でのコミュニティがなくなってしまいましたよね。
昔は、ご近所の面倒見のいいおばちゃんとかが親と一緒にこどもを見てくれる。また、それを見て親はこどもとの接し方を学んでいくというのがありました。こういうところが今の社会ではなくなりつつありますよね。
それではいけないんですよ。
こどもは、親を見て育っていきますから、子育ての余裕がない親を見て育てば当然、不安定な心をもつこどもに育ってしまいます。
そうならない為にも、「子育て支援センター」をはじめとしてあかつき保育園では親と一緒にこどもを育てていける環境を作りを行っています。


確かに、最近のニュースで親が小さいこどもをきちんと育てられなかったり、ちょっとしたことで過剰な暴力を与えて死なせてしまうニュースを良く見ます。

やはり、気軽に相談できる場所というのが僕らが小さいころと比べて減ってきているんでしょうね。
そんな中で、「子育て支援センター」があるのは心強いですよね。

山中園長
あかつき保育園は、こどもだけではなく親を含めた家族を受け入れる場所でありたいと思っています。
核家族の増加や同居であっても、世代間のものの考え方の違いなどから育児に不安を持つ親が増えてきています。
そのため「子育て支援センター」をはじめとして「のびのびサポート」などを通して、保護者と一緒に子育てを考えサポートしていく仕組み作りに積極的に取り組んでいます。

結局ね、こどもを生んだから親というわけではなく、こどもを育てることによってこどもに親にしてもらってくということなんです。そうやってだんだん親になっていくんですよね。そのサポートできる場所をあかつき保育園で担っていきたいと思います。


うちの娘もやっと地元の保育園に通わせることができるようになったんですが、山中園長のように熱く語ってくれたりしないんですが・・・・
山中さんはどうしてそこまでこどもを育てるということを熱く語り、サポートを続けているんですか?

山中園長
それはね。
こどもは希望だから。こどもが未来をつくっていく。
だから大切にしたいんだよ。


こどもが未来をつくっていく。こどもを育てるようになった今、その言葉はとても共感できます。
その通りですよね。

今回お話をさせていただいて、ますますうちの娘をあかつき保育園に預けたいと思ったんですが、毎日新幹線で通わせるのはちょっと・・・・。
いっそのこと、東京に第2あかつき保育園をつくっていただけませんか?(笑)

山中園長
そうねー。考えておくけどきっと無理だと思うよー(笑)
いっそのこと名古屋に引っ越してくればいいじゃない。


もっと無理ですよ(笑)
今日はお忙しいところ長い時間ありがとうございました。
これからも、こどもにとって安心できる保育園であることをお願いします。
どうもありがとうございました。